ビットコイン、6万5000ドル割れの確率72% 予測市場で弱気派台頭
暗号資産(仮想通貨)のビットコイン価格が2026年中に1BTC=6万5000ドル(約1000万円)を下回る確率が、予測市場のポリマーケット(Polymarket)で72%に上昇した。週明け2日の市場で価格が一時7万5000ドルを割り込んだことを受け、投資家の弱気姿勢が鮮明になっている。
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ポリマーケットでの当該予測の取引高は約100万ドルに達した。他の予測では、5万5000ドルを下回る確率が61%、年内に10万ドルを回復する確率は54%となっている。2024年11月の米大統領選でのトランプ氏勝利後に積み上げた上昇分は、今回の下落でほぼ解消された形だ。
価格下落の影響は、世界最大のビットコイン保有企業である米ストラテジーにも及んでいる。現在の価格水準は、同社の平均取得単価を2023年後半以来、初めて下回った。分析会社のクリプトクアントは、ビットコインが2025年11月に365日移動平均線を割り込んで以降、すでに弱気相場入りしているとの見解を示している。
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下落の背景について、マクロ経済の視点からは米国の流動性引き締まりを指摘する声がある。一方、大手金融機関の予測は依然として強気だ。米グレースケール・インベストメンツは、機関投資家の需要や規制の明確化を背景に、26年6月までに過去最高値の12万6000ドルを超えると予測。英スタンダードチャータードなども26年中に15万ドルに達するとの見通しを維持している。