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Zcash、一時8.7%上昇 米SEC調査終了で買い戻し

Zcash、一時8.7%上昇 米SEC調査終了で買い戻し

暗号資産(仮想通貨)市場で、匿名性の高い「プライバシーコイン」の代表格であるZcash(ZEC)が反発している。暗号資産データサイトのCoinGeckoによると、過去24時間で8.7%上昇し、381ドルを付けた。開発元の経営陣辞任という悪材料を消化し、米当局による調査終了を好感した買いが入った。

予測市場のMyriadでは、Zcash価格が250ドルに下落する前に550ドルへ到達する確率が40%と見積もられている。週初めの安値時点から約8ポイント上昇しており、投資家心理の改善が鮮明だ。

Zcashは過去1カ月で26%下落するなど、軟調な展開が続いていた。開発元のエレクトリック・コイン・カンパニー(ECC)で1月8日、経営陣の大量辞任が発表されたことが響いた。営利企業への移行方針を巡り、経営陣と取締役会の間で対立が生じたとされる。

内部の混乱が続く一方、エコシステムでは新たな動きも出ている。元最高経営責任者(CEO)のジョシュ・スワイハート氏は、プライバシー重視の新型ウォレット「CashZ」を立ち上げる計画だ。また、米暗号資産取引所のGeminiを創業したウィンクルボス兄弟が、別のZcash関連開発者に投資するなど、開発の分散化が進んでいる。

相場の支えとなったのは規制面での進展だ。Zcash財団は1月14日、米証券取引委員会(SEC)による調査が終了し、法的措置の勧告を受けなかったと発表した。2023年8月から続いていた調査がクリアになったことで、規制リスクへの懸念が後退した。

過去24時間でプライバシーコイン全体に資金が流入した。Verge(XVG)が6.6%、DASHが5.8%、Monero(XMR)が3.6%それぞれ上昇するなど、セクター全体で堅調な動きを見せている。

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