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米ビットコインETF、5.6億ドルの流入 4日ぶり純増に転じる

米ビットコインETF、5.6億ドルの流入 4日ぶり純増に転じる

米国の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)への資金流入が月曜日(現地時間)、5億6190万ドル(約830億円)の純増となった。4営業日ぶりに流入超に転じ、1月中旬以来の大きな伸びを記録した。ビットコイン価格が一時7万5000ドル近辺まで下落した後、7万8500ドル台まで反発する激しい値動きのなかで、押し目買いが入った。

銘柄別では、フィデリティの「FBTC」が1億5340万ドルの流入で首位となった。ブラックロックの「IBIT」が1億4200万ドル、ビットワイズの「BITB」が9650万ドルと続いた。グレイスケールやアーク・インベストなどのファンドも軒並み流入超を記録した。

クロノス・リサーチのヴィンセント・リュウ最高投資責任者(CIO)は、ポートフォリオのリバランスやマクロ的なポジション調整の一環として、規制されたETFを通じた買い増しが行われたとの見方を示した。この傾向が続けば、市場の流動性が引き締まり、短期的には相場の下支え要因になると指摘している。

ハッシュキー・グループのシニアリサーチャー、ティム・サン氏は、これまでの資金流出は裁定取引の収益性低下などが要因だったと分析する。足元では悲観的な見通しが織り込まれ、現在の価格水準を「割安」と判断した中長期資金が戻りつつあるという。ただし、今回の動きは段階的な回復であり、新たな上昇トレンドの確定ではないと慎重な見方も示した。

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一方、現物イーサリアムETFは月曜日に286万ドルの純流出となった。前週金曜日の2億5287万ドルの流出からは大幅に縮小したものの、ビットコインとは対照的な動きとなった。暗号資産市場全体でリスク回避姿勢が和らぎつつあるものの、資産ごとに資金の動きに差が出ている。

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